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メールシーラーについて

圧着ハガキや圧着封筒を作成する機器をメールシーラーといいます。4種類の圧着方式ではメールシーラーの種類が異なりますが、機器の主な構成は「給紙部」「紙折り部」「プレス部」「排紙部」となります。フィルムやニスを使用する機種は「過熱ローラー部」「UVニス塗布部やUV照射部」などの工程が追加されます。また、メールシーラーでは処理できる用紙の形態によって「連続紙タイプ」と「カット紙タイプ」の2種類に分類されます。


先糊式メールシーラーによる圧着加工の流れ(カット紙タイプ)

  1. あらかじめ圧着用紙にデータを印刷しておきます
  2. 給紙部から1枚ずつ用紙を繰り出していきます
  3. 紙折り部にて、指定した折り方(外三つ折りや二つ折りなど)に折られます
  4. 折られた用紙はプレスローラーの間を通ることにより、強い力で圧着されます
  5. 排出口から圧着された用紙が排出されます


以上のように、先糊式メールシーラーは4つの工程で処理されています。UVニス式やフィルム式の圧着では塗布作業やフィルムの挟み込み、加熱処理などの工程が追加されます。先糊式のメールシーラーは小型(卓上タイプ)から大型(据置きタイプ)まで様々で、小型の卓上タイプでも1分間に70枚ほどの処理速度がでるメールシーラーがあります。これは加熱などの工程が無い分、処理や構造が簡素化でき短時間での圧着加工が可能なためです。UVニスやフィルム式などでは加熱や塗布作業の処理があるため、小型の機械で高速処理を行うのは難しくなります。